記念行事 見学会

「厚木の現代建築ツアー」

神奈川県の中心厚木市に位置する二つの学校建築を訪ねます。石上純也氏設計の神奈川工科大学 KAIT 工房(2009年日本建築学会賞(作品)は、45m四方の空間に鋼製の極細柱が不規則に林立する斬新なデザイン、中村勉氏による七沢希望の丘初等学校(2012 年日本建築学会作品選奨)は、地場産材の使用をはじめ里山との調和が徹底された総合的環境建築です。前者は構造設計者の小西泰孝氏(第3回日本構造デザイン賞 受賞)、後者は設計者の中村勉氏にご解説いただきます。

日時
9月3日(木)13:00 〜 18:00(小田急線本厚木駅集合)
場所
① 厚木市下荻野1030 神奈川工科大学
② 厚木市七沢433-1 七沢希望の丘初等学校
解説
小西泰孝(小西泰孝建築構造設計)・中村勉(中村勉総合計画事務所)
定員
25名(事前申込先着順)
費用
3,000円(貸切バス代)
備考
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「鎌倉の国宝・重要文化財社寺建築の特別拝観」

神奈川県内唯一の国宝建築である円覚寺舎利殿の特別拝観、および 2013年に重要文化財に指定された英勝寺仏殿・山門などの見学を行います。英勝寺山門は、関東大震災後他所に移築されていましたが、2010年旧位置に移築・復原されました。見学では、この移築工事を監修された横浜国立大学・大野敏氏にご解説いただきます。

日時
9月3日(木)12:40 〜 16:00(JR鎌倉駅集合)
場所
① 鎌倉市扇ガ谷1丁目16-3 英勝寺
② 鎌倉市山ノ内409 円覚寺
解説
大野敏(横浜国立大学大学院教授)
定員
25名(事前申込先着順)
費用
2,000円(拝観料)
備考
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「葉山の近代別荘建築」

神奈川県葉山町は、御用邸・皇族別荘を中心に形成された湘南地域有数の近代別荘地であり、優れた別荘建築が多数現存します。これらの別荘や歴史的景観の保存に取り組む「NPO法人 葉山環境文化デザイン集団」のご案内により、通常非公開の別荘建築4棟を内外から見学します。

日時
9月3日(木)13:00 〜 16:30(現地集合)
場所
① 三浦郡葉山町長柄 旧石山賢吉別荘(現・柳本邸、1934年)
② 三浦郡葉山町堀内 旧東伏見宮別邸(現・イエズス孝女会修道院、1914年、外観のみ)
③ 三浦郡葉山町 旧足立正別邸(1933年、佐藤功一設計)
④ 三浦郡葉山町下山口 旧伊藤峯雄別荘(現・本ふじ、1940年)
※予定しておりました見学先「加地邸」は都合により「旧足立正別邸」に変更しました。
解説
NPO法人 葉山環境文化デザイン集団 高田明子・相馬立夫
定員
30名(事前申込先着順)
費用
3,500円(茶菓子付)
協力
一般社団法人住宅遺産トラスト
備考
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「照明デザイナーとめぐる横浜夜景」

横浜は、芸術・文化の創造性を生かした都市の魅力づくりに取り組み、特に港周辺の都心エリアでは昼間だけではなく夜間の都市景観の創出も試みています。象の鼻パーク(2009年)、MARK IS みなとみらい(2013年)等の照明設計を手がけられた照明デザイナーの東海林弘靖氏に、自作を中心にご案内いただきます。

日時
9月3日(木)18:00 〜 20:00(現地集合)
場所
① 横浜市中区海岸通1丁目 象の鼻パーク
② 横浜市西区みなとみらい3丁目5-1 MARK IS みなとみらい 他
解説
東海林弘靖(LIGHTDESIGN INC. 代表)、番場俊宏(エイバンバ 代表)
定員
25名(事前申込先着順)
費用
2,000円
備考
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「東海大学湘南キャンパス 山田守建築ガイドツアー」

キャンパス内に存在する山田守の設計した主な建物(東海大学湘南キャンパス1〜3号館・松前会館、武道館など)やランドスケープ(噴水広場、中央プロムナード等)を、解説付きで巡ります。同時開催中の「建築家山田守展」の入口前に集合し、山田守自身の銅像の前で解散します。

日時
9月4日(金)〜 9月6日(日) 12:00 〜 13:00
場所
東海大学湘南キャンパス1号館1階中央ホール前 集合
費用
無料(事前申込は必要ありません。大会参加証をご提示下さい)
ツアーガイド
大宮司勝弘(東京家政学院大学助教)ほか
備考
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「建築家山田守展」

山田守(1894-1966)は、近代日本を代表する建築家であるとともに、 学校法人東海大学の理事として、本大会のメイン会場である東海大学湘南キャンパス等を設計しました。本展覧会では、山田守の建築家としての業績を、主要な建築作品の模型や写真等を通して振り返ります。

日時
9月4日(金)〜 9月6日(日) 10:00 〜 17:00
場所
東海大学湘南キャンパス1号館 1階中央ホール内
費用
無料
会場構成
岩岡竜夫(東京理科大学教授)
協力
山田新治郎(写真家)、東海大学工学部建築学科、東海大学学園史資料センター
備考
本展は、2006年12月に日本建築学会建築博物館ギャラリーで開催された「建築家山田守展 〜流動するフォルムに みた合理性〜」の展示内容の一部です。
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